若者・よそ者・ばか者の声を聞け…東国原氏

そのまんま東」の芸名でタレントとして活躍し、前宮崎県知事を務めた東国原英夫さん(54)の講演会が、松江市学園南のくにびきメッセで開かれ、約500人が来場した。

 東国原さんの巧みな話術と愉快なエピソードに、会場は笑い声であふれた。

 山陰合同銀行などが主催。東国原さんは、子どもの頃に憧れた「お笑いタレント」「政治家」「小説家」に次々となることができたという自身の生き方を紹介。「とにかく前向きに、今できることを探してやってみると、どうにかなる」と訴えた。

 また、地域を活性化させるポイントとして、「若者・よそ者・ばか者」の三者の声を聞くことを挙げ、「町おこしは行政が命がけでアピールすることが大事。斬新なアイデアもとり入れるべきだ」と話した。

(2011年12月11日22時33分 読売新聞)