広島の根谷川上原橋付近で魚大量死

 22日午後4時ごろ、広島市安佐北区可部南の根谷川上原橋付近で、魚が大量に死んでいるのを周辺の住民が見つけ、同市へ通報した。国交省太田川河川事務所が調べたところ、原因はわからなかったが、周辺の水の水素イオン濃度が通常よりやや高くなっていたという。人体に影響を与える有害物質は確認されなかった。

 同事務所によると、死んでいたのは全長約5センチ程度のオイカワやカワムツなど約3千匹。約30メートルの範囲にわたって死んでいた。周辺には生きている魚も確認されたという。